◇看護師の勤務さらに長く 8割が「疲れ取れない」
国立大病院に勤務する看護師の超過勤務時間が長くなり、10人に8人が「翌日も疲れが取れない」と感じていることが、全国大学高専教職員組合の調査で17日、分かった。
調査は昨年10月に実施し、25病院の看護師計5410人が回答。
1カ月の超過勤務時間が「20時間未満」は48%で、前回調査(2000年)の59%より大幅に低下。逆に「20時間以上-40時間未満」は32%(前回比3ポイント上昇)、「40時間以上」は16%(同4ポイント上昇)と長時間化の傾向を示した。
勤務後に「一晩眠れば疲労は回復する」と回答したのは前々回調査(1995年)が34%、前回が25%で、今回は17%にまで低下。翌日も疲れが取れないことがあると答えたのは81%(前回56%)に上った。
一方、61%が最近半年間に、医療事故などにつながりかねないミスや「ヒヤリハット」を経験。19%が「いつも辞めたいと思っている」と回答した。
同組合は「業務が過密で、長時間働いても十分な看護ができていないという声が多い。現在の人員では十分な安全対策を保障できない」と指摘している。【2007年5月18日共同通信社】
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