◇はしか休校、全国で78校に 患者2カ月で1200人 厚労省が集計
関東南部を中心に流行が続く麻疹(ましん)=はしか=により、4?5月に全国で17都道府県の計78校が休校し、患者数は少なくとも1264人に上ることが4日、厚生労働省の集計で分かった。
4月1日から5月26日までの間に大学から幼稚園・保育所までで実施された休校や、学年・学級閉鎖の状況を、都道府県を通じてまとめた。患者数は休校や閉鎖の直前に把握された人数。
それによると、休校は全国で78校、学年閉鎖は17校、学級閉鎖は8校にそれぞれ上った。
休校78校の内訳は、大学が29校と最も多く、高校22、高等専門学校9、中学校8、専修学校など5、小学校3と続き、特別支援学校と短期大学がそれぞれ1校という順だった。
都道府県別では、大学29校のうち、東京が17校と突出、神奈川4、福島2が続いた。高校でも22校のうち半数の11校が東京で、次いで北海道、長野の2校となっている。
国立感染症研究所のまとめでは、全国約450の定点医療機関からの15歳以上のはしかの患者報告数は、5月20日までの1週間で68人に上り、1999年の調査開始以来最多を記録した。感染研は、流行はピークを迎えつつある可能性があるが、地域はより広範囲に拡大する傾向もみられ、十分注意が必要としている。
【2007年6月5日共同通信社】
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